

既存の枠に収まらない『個性豊かな子ども』の居場所
子どもが人として育つためには、(1)遊び体験(2)しごと体験(3)若干の不自由体験という三つの要素が必要です。子どもはこの『三つの体験』を通して、生きていくために不可欠な社会的スキル(耐性・人と交わる力)や、企画立案能力・自己決定力・自己責任能力などを身につけていきます。
この『三つの体験』を、ごく当たり前に体験できた時代がかつてありました。それは明治初期の学校教育制度開始から約100年弱の期間です。実は「学校システム」というのは、この『三つの体験』を子どもたちがごく普通に体験できた時代に、当たり前に体験した子どもたちを対象として作られたものだったのです。言い換えれば、『三つの体験』は、学校教育を成り立たせるための必要最低限の“前提条件”だったのです。
この“前提条件”をクリアした当時の子どもたちは、明治以前の“寺子屋での個別教育”という授業スタイルに取って代わった、“学年別での一斉授業”という「学校システム」に、難なくなじむことができたのです。
しかし、これら『三つの体験』をする場は徐々に失われ、現在に至っては、学校に通うのは“前提条件”を満たしていない子どもがほとんどです。「学校システム」を受け入れる条件がまだ整っていない子どもたちなのです。
ここに教育現場が抱えるさまざまな問題の原因があるように感じられてなりません。そのため学校では、大変な苦労やさまざまな工夫がなされているにもかかわらず、抜本的な改善には程遠い状況です。
これからの時代は、一方的に決められた旧来のシステムに子どもたちが合わせるのではなく、子どものニーズに合わせてシステムを創り出したり、フィットするシステムを選択する時代です。
フリースクール「こころとまなびどっとこむ」はそんな時代を先取りする新しい学びの場であり体験の場です。
仲間とともに、創造的で豊かな「ヒト体験」・「モノ体験」を通して“自分のことは自分でできる”、“困っている人を助けてあげることができる”、“エコロジーと地球を愛し、地球にやさしい生き方ができる”個性豊かな『地球っ子』に育って欲しいと願っています。




